ミリオネア

「インドの製造業が、品質及び付加価値で中国を上回る」というインド誌「エコノミックタイム」が15日付けで報じている。映画「スラムドッグミリオネア」の主人公の子供時代を演じた子は、実際に住むスラム街の住宅を市当局に強制撤去され、現在は撤去跡地で路上生活を余儀なくされている。この映画のヒットがきっかけとなり、インドの格差社会と貧困、人身売買などの経済発展の影の部分がクローズアップされ、多くの人々が関心を持つようになった。上記の技術進歩や、安く工場を動かせることに日本の企業は目がいきがちではあるが、先進国の役割として利益追求を重視するよりも、相手企業の姿勢や、社会貢献度、インド社会をどう変えていくのかというヴィジョンをもった企業を見極め、サポートしていくことが大事ですよねー