ペットブーム

昨年の秋よりペット(主に犬)の服やベッドを企画している。
ペット産業はまだまだ伸びる要素を含んでいると思う。
高齢化社会においてペットはお年寄りの癒し効果がある。
★ペットと人間が共存できる施設が増えている。
★大手のチェーン店がほとんど無い
今までもペットブームは何度かあった。その年毎に特定の犬種が流行して
味噌も○そも同じ犬を連れて散歩させていた。
それでも流行が終わると気分で飼われていたペット達は捨てられ放置される
という歴史を見てきた。いまやペットショップに行くと人間の子供服に勝るとも
劣らないクラスの洋服が並んでいる。
それに生態(仔犬)も値段がつけられて店頭のアイドルとなっている。
これでは皆衝動買いしても仕方ないなぁ・・・確かに可愛いー!
ついつい近づいて見てしまう。ただ犬は生き物であることを忘れてはいけない。
決して飽きたからと言って絶対に放棄しては
いけないのである。私は犬も猫も好きだ!子供の頃からいつも側にどちらもいた。
家族も同然嬉しいことがあると一緒に喜び、悲しいと泣くのである。
今、その服をデザインするに当たり犬って洋服が必要なのか?犬をますます道具
として扱うように飼い主の気持ちを助長するのではと心配だった。
でもクライアントの事を調べたとき、その会社はペットと共存するためにしつけ
を指導したり、捨てられたペットの里親探し、またペットの老後のケアなどただ
単に物を売るだけではなく、ペットを家族の一員として考えられるために努力する
企業だとわかった。
だから今は精一杯犬の事を考えお互いがハッピーになれるような物作りをして
いきたいと感じている。   K.D